ベトナム海事局のブオン・ディン・ラム局長によると、ジェマデプト・ズンクアット・インターナショナルポート株式会社によるズンクアット港の建設投資は、港湾インフラ民間化の初めてのケースだという。
ジェマデプト・ズンクアット国際港は中部クアンガイ省ビンソン郡ビントゥアン村に位置し、3万重量トン(DWT)級の貨物船やコンテナ船が寄航することのできる港として建設される。投資額は5,750億ドン(約41億円)。第1期工事は7月15日に着工し、2007年第2四半期に竣工する予定。
ジェマデプト・ズンクアット・インターナショナルポート株式会社は、総合フォワーディング株式会社(ジェマデプト)[銘柄コード:GMD]、ベトナム投資開発銀行(BIDV)、クアンガイ省人民委員会の3者の出資による合弁会社。ジェマデプト社のド・バン・ニャン社長は、ズンクアット経済区には製油所・造船ドック・製鋼工場・セメント工場などが入居するため、将来大きな海運需要が期待できるとみている。