建設資材最大手のビグラセラ[VGC](Viglacera)はこのほど、北部紅河デルタ地方バクニン省イエンフォン郡(huyen Yen Phong)でイエンフォンII-C工業団地の着工式を開催した。
同工業団地は敷地面積221haで、投資総額は2兆2340億VND(約106億円)。完成すれば、製造業やハイテクなどの分野を中心に国内外の投資を誘致する見込み。
VGC傘下で開発事業を担当するビグラセラ・インフラストラクチャー投資開発社(Viglacera Infrastructure Development and Investment)のチャン・アイン・トゥアン社長は式典で、土地収用やインフラ整備に向けてすべての財源を集中し、できる限り早く稼働を開始したいと述べた。
VGCは同日、イエンフォン工業団地に入居する企業の従業員向けの低価格住宅の竣工式も行った。用地面積1万7000m2で、ワーカー向けが4749戸、専門家向けが108戸の規模。
VGCは建設省の傘下で、建設資材の生産販売と不動産を主な事業としている。現在、国内外で計11か所の工業団地を運営しており、投資認可額は合わせて350社の150億USD(約1兆6400億円)となっている。