地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンパール[VPL]( Vinpearl)は、アミューズメントパーク「ビンパールランド(Vinpearl Land)」ブランドを「ビンワンダーズ(VinWonders)」に改称することを発表した。今後は同テーマパークを、日本や香港、シンガポールなどの施設と肩を並べられるレベルに発展させる計画だ。
同案件はVPLが19日に発表した商品多様化および規模拡大戦略の一環。「ビンワンダーズ」は用地面積50ha以上のテーマパークとして、ホーチミン市とハノイ市の2大都市のほか、南中部沿岸地方カインホア省ニャチャン市、南部メコンデルタ地方キエンザン省フーコック島、東北部地方クアンニン省ハロン市などの観光地で展開される。なお、ホテル・リゾート事業については今後、海外のマネジメント会社と提携して運営していく方針だ。
VPLは現在、ホテルや娯楽施設などを全国17省・市の45か所で展開しており、ホテルは35軒(計1万7200室)、アミューズメントパークは5か所を運営している。