交通運輸省傘下のベトナム航空局(CAAV)によると、2021年1~9月期における国内航空会社6社の運航便数は前年同期比▲29.1%減の10万5384便となった。
同期に運航便数が最も多かったのはベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)で、前年同期比▲33.1%減の3万9544便。
続いて、◇ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air):3万5071便(同▲36.3%減)、◇地場不動産デベロッパー大手FLCグループ[FLC](FLC Group)傘下バンブー航空(Bamboo Airways):2万0361便(同▲14.5%減)、◇HVN傘下パシフィック航空(Pacific Airlines):6440便(同▲40.3%減)、◇HVN傘下ベトナムエアサービス社(VASCO):2681便(同▲54.6%減)の順だった。
一方、2020年12月に運航を開始した国内トップブランドの旅行会社ベトラベル[VTR](Vietravel)傘下のベトラベル・エアラインズ(Vietravel Airlines)の運航便数は1287便だった。
また、同期の業界全体の平均定時運航率は前年同期比+4.9%pt上昇の94.4%で、中でもバンブー航空が96.9%と最も高かった。ベトラベル・エアラインズが96.8%、HVNが94.7%、パシフィック航空が93.2%、VJCが93.0%、VASCOが92.8%と続いた。
同期の6社の欠航便数は2083便で、欠航率は1.9%だった。HVNは欠航率が4.0%で最も高く、他の5社は0.2~1.9%だった。
このほか、5850便が遅延し、遅延率は5.6%だった。