地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンファスト(VinFast)は10日、自動車産業のエンジニアリング・検査・認証を手掛けるスペインのアプルス・イディアダ(Applus Idiada)との提携を発表した。
これにより、アプルス・イディアダは、ビンファストが製造する電気自動車(EV)の安全検査を担当するパートナーとなった。
ビンファストのレ・ティ・トゥー・トゥイ会長はこのほど、ガソリン車の生産を停止し、すべてをEVに切り替える計画を明らかにした。2022年末にはEV専門の自動車メーカーとなる見通しで、2024年末には米国工場が稼働を開始する予定。
なお、ビンファストは昨年末、自社製EV「VF e34」の納車式を開催し、購入者への引き渡しを開始した。