畜産飼料、食品・飲料、鉱山採掘、金融事業を手掛ける持ち株会社マサングループ[MSN](Masan Group)傘下のウィンコマース貿易サービス(Wincommerce=WCM)は3月末までに、全国の小売店のブランドを「ビンマート(VinMart)」から「ウィンマート(WinMart)」に改称する工程を完了する計画だ。
WCMは、最大規模の小売チェーンであるスーパーマーケット「ウィンマート(WinMart)」とコンビニエンスストア「ウィンマート・プラス(WinMart+)」を運営している。
同社は2021年末、ハノイ市にコンビニエンスストア「ウィンマート・プラス(WinMart+)」の最初のフランチャイズ(FC)店2店舗をオープンした。「ウィンマート・プラス」の店舗網拡大計画について、2025年までに全国で直営1万店舗とフランチャイズ2万店舗の計3万店舗を展開する計画。
2021年7~9月の親会社株主帰属利益は1370億VND(約6億9000万円)で、MSNがビングループ[VIC](Vingroup)から小売チェーンを買収して以来、四半期として初めての黒字化を達成した。