格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Aviation=Vietjet Air)とソビコ・ホールディングス(Sovico Holdings)は25日、シンガポールを公式訪問していたグエン・スアン・フック国家主席の立会いのもと、シンガポール・チャンギ国際空港との間で、ベトナムと周辺地域での航空サービス提供に関する協力合意書に調印した。契約額は15億USD(約1740億円)。
ソビコ・ホールディングスはVJCのグエン・ティ・フオン・タオ社長が会長を務めるコングロマリット(複合企業)。ベトナムの民間企業と航空会社が国際空港グループと航空サービスの開発で協力するのは今回が初めて。
VJCはさらに、シンガポールのSTエンジニアリング(ST Engineering)との間で、航空機用機器のメンテナンスサービスに関する契約を締結した。
これにより、STエンジニアリングはVJCに対して、機器の供給・修理・オーバーホールを含む航空機用機器のメンテナンスに向けた包括的なサポートソリューションを提供する。