地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)の傘下で、米カリフォルニア州に本社を置くビンファストUS(VinFast US)は8日、車両ロードサイドアシスタンスソリューションを提供する米アージェントリー(Urgently)との提携を発表した。
これにより、両社は牽引やタイヤ交換、キー交換、リモート充電などの路上支援サービスを共同開発し、米国とカナダでサービスを提供する。
アージェントリーは北米やヨーロッパ、アジアで自動車、保険、通信、輸送などの企業向けにロードサイドアシスタンスソリューションを提供するグローバルなデジタルプラットフォームの開発を手掛けるテクノロジー企業として知られている。
一方のビンファストは電気自動車(EV)の開発に注力しており、2022年末に電気自動車の専門メーカーとなる見通し。
ビンファストUSのグエン・ティ・バン・アイン社長は、アージェントリーとの提携により高度な技術を自社製の自動車に統合するほか、顧客体験向上にも貢献すると述べた。