輸出入決済業務に強みを持つ中堅民間銀行エクシムバンク[EIB](Eximbank)はこのほど、任期2020~2025年の新会長に、ドー・ハー・フオン取締役を任命した。
フオン女史は、解任されたルオン・ティ・カム・トゥー前会長からバトンを継ぐ形となる。なお、前会長のトゥー女史は解任後も同任期の取締役を務めている。
フオン女史は1984年生まれの39歳で、金融・銀行分野で15年以上の職務経験がある。米ジョージ・メイソン大学の会計学部を卒業し、英ウェストミンスター大学で国際金融の修士号を取得。2022年2月に任期2020~2025年のEIB取締役に選任された。
フオン女史は、企業財務コンサルティング会社VNインベストパートナーズ(VNInvest Partners)の共同創設者で、英大手会計事務所アーンスト・アンド・ヤング(Ernst & Young)やベトナム国際銀行[VIB](Vietnam International Commercial Bank)などで重役を歴任した。