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アパレルや自動車産業が材料不足に直面―新型コロナでサプライチェーン混乱 完全無料ニュース

[2020/02/28 03:26 JST更新]


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繊維・アパレル、電子・電気機器、自動車産業の各分野で活動するベトナム企業は、今後1~2か月の材料と部品は確保しているものの、その後は深刻な材料不足に見舞われ、生産の一時停止を余儀なくされる企業も出てくるとみられる。商工省のチュオン・タイン・ホアイ工業局長が指摘した。

これには、新型コロナウイルスによる感染症(COVID-19)の影響により、世界のサプライチェーンが混乱していることが背景にある。多くの国内企業は、感染流行地域である中国や韓国、日本をはじめとする海外からの輸入材料に大きく依存している。

国内の電子機器メーカーが確保している部品は、3月中旬または下旬までの生産に必要な分のみ。繊維・アパレル業界も3月初めまたは4月初めまでの生産に必要な原材料しか確保していない。

この他、自動車産業も3月末から部品不足に直面すると予想される。なお、2019年の自動車部品輸入額は40億USD(約4500億円)で、うち韓国からの輸入額が全体の28.5%に相当する11億4000万USD(約1280億円)で最大だった。日本からの輸入額は同18%相当の7億2000万USD(約810億円)、中国からは同17.5%相当の7億USD(約780億円)だった。


  
  
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