税関総局によると、2023年1~9月期の完成車(CBU)輸入台数は前年同期比▲17.8%減の9万4177台で、輸入額は同▲15.7%減の22億USD(約3300億円)だった。
9万4177台のうち、タイとインドネシア、中国の3か国からの輸入台数が8万5011台となり、全体の90.3%を占めた。
国別で見ると、タイからの輸入台数が前年同期比▲13.3%減の4万2366台、輸入額が同▲0.1%減の8億8274万USD(約1330億円)でトップだった。
2位はインドネシアで、輸入台数が同約▲27%減の3万4933台、輸入額が同▲30.2%減の4億8280万USD(約730億円)。3位は中国で、輸入台数が同約▲47%減の7712台、輸入額が同▲50.6%減の2億9700万USD(約450億円)となった。一方、ロシアからの輸入台数は前年同期の6.6倍にあたる503台に急増した。
9月単月では、輸入台数が前月比+7.2%増の7430台、輸入額が同+6.9%増の1億7300万USD(約260億円)だった。
なお、過去の通年の輸入台数は、◇2021年:16万0035台、◇2020年:10万5000台、◇2019年:13万9427台、◇2018年:8万1609台、◇2017年:9万4000台で、2022年は過去最多の17万3467台だった。