南中部沿岸地方クアンガイ省人民委員会は12日、同省のズンクアット経済区で第2VSIPクアンガイ工業団地案件の着工式を開催した。
同工業団地は同省ビンソン郡にある498haの敷地に建設され、工期は60か月を予定している。事業期間は投資方針が承認された日から50年間となる。同プロジェクトは2023年12月22日に首相から投資方針の承認を得た。
投資主は、ベカメックスIDC[BCM](Becamex IDC)とシンガポールのセムコープ(SembCorp)の合弁事業であるベトナム・シンガポール工業団地(VSIP)子会社のVSIPクアンガイ社。投資総額は約3兆8000億VND(約220億円)。
第2VSIPクアンガイ工業団地が稼働を開始すれば、約5万人の雇用を創出するほか、クアンガイ省の社会経済を後押しすると期待されている。