株式会社IHIインフラシステム(IIS、大阪府堺市)は、ラオスのナムニアップ1パワー(Nam Ngiep 1 Power=NNP1)が建設を進めている第1ナムニアップ水力発電所の水門鉄管工事を受注した。IISがラオスで同工事を受注するのはこれが初めて。
受注したのは、主ダムのゲート・水圧鉄管一式及び逆調整ダムのゲート一式の製作・輸送・据付など。同発電所の工事は10月17日に着工しており、2019年1月に商用運転を開始する予定だという。
第1ナムニアップ水力発電所は、首都ビエンチャンから北東約150kmの中部ボリカムサイ県ボリカン郡を流れるナムニアップ川に位置する。建設されるダムの高さは148m、堤頂長530mで、出力約27万kW規模の発電所となる。完成後、発電した電力の大半を27年間にわたりタイ電力公社(EGAT)に売電し、一部をラオス電力公社に供給する。
なお、NNP1には関西電力株式会社(大阪市北区)が出資しており、同発電所案件は日本企業の海外展開支援の推進を目的とする「海外展開支援融資ファシリティ」の一環として国際協力銀行(JBIC)による協調融資を受けている。
受注したのは、主ダムのゲート・水圧鉄管一式及び逆調整ダムのゲート一式の製作・輸送・据付など。同発電所の工事は10月17日に着工しており、2019年1月に商用運転を開始する予定だという。
第1ナムニアップ水力発電所は、首都ビエンチャンから北東約150kmの中部ボリカムサイ県ボリカン郡を流れるナムニアップ川に位置する。建設されるダムの高さは148m、堤頂長530mで、出力約27万kW規模の発電所となる。完成後、発電した電力の大半を27年間にわたりタイ電力公社(EGAT)に売電し、一部をラオス電力公社に供給する。
なお、NNP1には関西電力株式会社(大阪市北区)が出資しており、同発電所案件は日本企業の海外展開支援の推進を目的とする「海外展開支援融資ファシリティ」の一環として国際協力銀行(JBIC)による協調融資を受けている。