国際通貨基金(IMF)が発表した世界の経済見通しに関する最新レポートによると、2023年におけるベトナムの国内総生産(GDP)成長率は+6.2%となり、世界で13位、東南アジアでは首位に立つと予想されている。
2023年のGDP成長率予想が世界で最も高いのはガイアナで+25.2%。リビアとパラオが続き、ともに+10.0%を上回る見通し。トップ10にはこのほか、◇セネガル、◇ニジェール、◇カリブ海地域、◇フィジー、◇コンゴ、◇ルワンダ、◇コートジボワールも含まれる。
東南アジアでは、1位のベトナムに続いてカンボジアが2位、世界では15位に入っている。以下、◇インドネシア、◇フィリピン、◇マレーシア、◇東ティモール、◇タイ、◇ミャンマー、◇ブルネイ、◇ラオス、◇シンガポールの順となっている。
IMFは2023年の世界のGDP成長率が前年の+3.4%から+2.9%に低下し、2024年には+3.1%へ上昇すると予想している。2023年のインフレ率は前年の+8.8%から+6.6%、2024年には+4.3%へとそれぞれ低下する見通し。