地場総合インターネットメディア運営会社VNGコーポレーション[VNZ](VNG Corporation)は、ハノイ証券取引所(HNX)に送付した文書の中で、創業者のレ・ホン・ミン氏が現在も最高経営責任者(CEO)を務めていると報告した。
今月6日、本社VNGキャンパス(VNG Campus)がホーチミン市警察による家宅捜索を受けたことで、同社は翌7日にケリー・ウォン(Kelly Wong)副CEOをCEO代行に任命。ミン氏の職位については言及がなく、処遇について様々な憶測が飛び交っていた。
同社は、CEO代行の任命について事業運営を確保するほか、株主の権利と利益を保護するためと説明。ミン氏については、辞任届を受理していないことから、現在もCEO 兼 法的代表者にとどまっていることを確認した。
なお、VNZ株は11~12日の2日連続でストップ高となり、1株40万9600VND(約2340円)となった。13日にも41万8100VND(約2400円)へと上昇したが、16日にはストップ安となって37万0300VND(約2100円)で引けた。