イオングループが発表した2023年度(2023年3月1日~2024年2月28日)の上半期業績(2023年3~8月)によると、同期のベトナム事業による営業収益は前年同期比+20.7%増の71億6000万円、営業利益は同+36.6%増の19億9000万円となり、増益を遂げた唯一の海外市場となった。
一方、中国事業の営業利益は同▲5.9%減の41億9000万円、カンボジアは同▲70.6%減の1億8100万円、インドネシアは▲1億4200万円の赤字となった。
同期連結業績は、営業収益が前年同期比+8.6%増の2108億円超、営業利益が同+7.0%増の244億円超と小幅な増収増益だった。
同社は現在、ハノイ市のハドン区とロンビエン区、ホーチミン市のタンフー区とビンタン区、東南部地方ビンズオン省、北部紅河デルタ地方ハイフォン市でイオンモール6店舗を運営しており、今後はベトナムの店舗数を20店舗まで拡大させる計画。
なお、同社は2月、中部エリアで初出店となるベトナム7号店「イオンモール・フエ」(北中部地方トゥアティエン・フエ省フエ市)の起工式を実施。同店舗は、2025年4月までのオープンを予定している。