商工省によると、カンボジア商工会議所はフンセン首相のベトナム訪問を間近に控え、ペトロベトナムグループ(Vietnam National Oil and Gas Group=PVN)傘下のペトロベトナム化学肥料[DPM](Petrovietnam Fertilizer And Chemicals)及びぺトロベトナム・カマウ肥料(Petrovietnam Camau Fertilizer)の2社から肥料を輸入したい意向を表明しているという。1日付ガフィンが報じた。
カンボジア側はフンセン首相が12月にベトナムを公式訪問する機会に、正式に購買契約の締結ができることを期待している。なお、ベトナムは窒素系肥料及びNPK肥料の生産性向上に注力してきた成果が上がり、今では国内需要に充分対応するだけではなく、海外にも輸出できるようになるまで成長している。とはいえ、二燐酸肥料(DAP)といった高度な技術を要する幾つかの肥料については、まだ輸入に依存している状況だ。