地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)子会社で住宅開発最大手のビンホームズ[VHM](Vinhomes)は23日、ハノイ市におけるスポーツがテーマの「ビンシティ・スポーティア(Vincity Sportia)」を、人工知能(AI)やモノのインターネット(IoT)を活用した大規模都市区「ビンホームズ・スマートシティ(Vinhomes Smart City)」に格上げしたと発表した。
「ビンホームズ・スマートシティ」は、同市ナムトゥーリエム区タンロン大通りにある280haの用地で開発される。世界に普及しているスマートシティモデルを採用し、◇スマートセキュリティ、◇スマートマネジメント、◇スマートコミュニティ、◇スマートホームの4つの軸に基づくスマートエコシステムを構築する。
スマートシティ内には、学校や病院、スーパーマーケット、ショッピングセンター、オフィスビルなども併設する。また、AIを統合した顔認識機能付きカメラを設置し、車両や不審物などを監視するほか、インテリジェントエレベーターやインテリジェント防災システム、大気・環境汚染警報システムなども設置する。