地場系コングロマリット(複合企業) ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンファスト(VinFast)は14日、紅河デルタ地方ハイフォン市にあるディンブー・カットハイ経済区で建設中の自動車・電動バイク生産コンプレックス内にある自動車工場を稼動開始させた。当初の計画よりも3か月早い稼働開始となった。
同工場は335haのコンプレックス内にある面積50万m2の用地に建設されており、年産能力は第1期が25万台、第2期が50万台、生産速度は毎時38台。
ビンファストは6月17日から小型車「ファディル(Fadil)」を、7月末にLux SA2.0とLux A2.0を購入者へ2か月前倒しで引き渡す。
同社は現在、自動車と電動バイクのデザインを急いでおり、2019年と2020年に計12つの新モデルをお披露目する予定だ。