地場系コングロマリット(複合企業)のビングループ[VIC]子会社のビンスマート(VinSmart)は、第5世代移動通信システム(5G)に対応する「Vスマート(V Smart)」ブランドのスマートフォンを生産する。
5G対応のスマートフォンの開発にあたっては、富士通と米クアルコム社(Qualcomm)の2社と提携して技術支援を受ける。
新スマートフォンは、クアルコムのマイクロプロセッサ「スナップドラゴン(Snapdragon)」のほか、バッテリーセーバー機能、IP68防水機能、4G・5Gアンテナシステムを搭載する。
同機種は、ハノイ市ホアラックハイテクパークにあるビンスマートのスマートフォン生産工場で生産される。2020年4月に発売し、米国やヨーロッパなどにも輸出する予定だ。