ベトコムバンク[VCB](Vietcombank)はハノイ市で18日、韓国のDGBフィナンシャルグループ(DGB Financial Group)傘下の大邱銀行(Daegu Bank)との間で、業務提携に関する覚書を締結した。大邱銀行は1967年に設立された大邱市初の銀行であり、現在では韓国の銀行大手の一つとなっている。
今回の協力覚書の締結を通して、VCBは大邱銀行および同行の顧客である韓国企業に対して最良の商品やサービスを提供するとともに、今後も両行の協力関係を一層強化させていく方針。さらには、両国間の協力関係の強化にもつながると期待されている。
ベトナムと韓国の外交関係が樹立した1992年から既に27年が経過した現在、韓国はベトナムにとって重要な経済的パートナーとなっている。
計画投資省海外投資局(FIA)が発表した海外直接投資(FDI)に関するデータによると、2019年1-6月期のFDI認可額の国別ランキングで、韓国が27億3108万USD(約3000億円)で2位につけた。金融部門では6月現時点で、韓国の全額出資子銀行2行、支店8か所、ファイナンスリース4社がベトナムで活動している。