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農薬最大手ロックチョイG、ベトナム産のスイカ種子を日本に初輸出

2019/07/26 08:59 JST更新

  メコンデルタ地方アンザン省に本社を置く農薬最大手のロックチョイグループ[LTG](Loc Troi Group)はこのほど、スイカとメロンの専門種苗会社である株式会社萩原農場(奈良県磯城郡)に対して、日本に輸出するための基準を満たした国内産のスイカの種子を輸出した。

  国内産のスイカの種子が公式ルートで日本に輸出されたのは今回が初めて。輸出量は8.1kgで、約20haの栽培に利用される分に相当する。

  今回輸出した種子は、萩原農場が提供した両親を交配して生まれたF1種(雑種の一代目)。萩原農場から移転された技術により、メコンデルタ地方のティエンザン省とハウザン省で栽培されたものだ。

  LTGは萩原農場から種無しスイカの種子100kgと種ありスイカの種子200kgを受注した。このほか、LTGは萩原農場と協力して、種子だけでなくスイカの果実をベトナム国内で生産販売し、日本や東南アジア諸国に輸出する計画だ。

  
  

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