地場不動産会社FLCグループ[FLC](FLC Group)はこのほど、韓国系サムスンビナ(Samsung Vina)との間で戦略的パートナーシップ契約を締結した。
契約によると、両社は今後、製品とサービスの相互利用で協力していく。FLCはサムスンビナに対してホテルやリゾート、娯楽・ゴルフ施設、航空輸送サービスなどを提供。
一方のサムスンビナは、エアコンや電子製品、家電製品、デジタルドアロック、スマートホームソリューションなど同社のテクノロジーエコシステムの製品をFLCに提供。このほか、両社は販売やアフターサービスの開発、ブランド広告などでも協力する。
これに先立ち、サムスンビナは10月初めに、ベトナム国内で住宅とビル向け「サムスン・スマート・ソリューション(Samsung – Smart Solutions)」サービスの展開を発表した。同サービスでは、IoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)などの技術を駆使した「スマートホーム(Smart Home)」と「スマートビル(Smart Building)」のサービスを提供する。