格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)はこのほど、韓国のウリィ銀行と中国工商銀行(ICBC)、韓国のKEBハナ銀行との間で協調融資契約を締結した。また、 ウリィ銀行との間では単独で融資契約も交わした。
契約総額は合わせて1億4000万USD(約153億円)。調達資金は機材の追加や国際線のシェア拡大に充てられる。
VJCはこの5年間で売上高と利益の年平均成長率が+50%と大きく飛躍しており、株主資本は6億4000万USD(約700億円)、総資産は20億USD(約2200億円)となっている。
これに先立ち、同社はアジア太平洋航空研究所(CAPA)から2019年の「アジア太平洋地域LCCオブ・ザ・イヤー(Asia Pacific Low Cost Airline of the Year)」を受賞した。さらに、業界有力紙「エアファイナンス・ジャーナル(Airfinance Journal)」では2018年と2019年の世界最優秀航空会社トップ50に選出された。