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　税関総局が発表した統計データによると、2019年12月の輸出額は前月比▲1.0％減の225億6100万USD(約2兆4370億円)、輸入額は同+4.5％増の223億0200万USD(約2兆4090億円)だった。これにより、12月の貿易収支は2億5900万USD(約280億円)の黒字となった。

　2019年通年の輸出額は前年比+8.4％増の2641億8900万USD(約28兆5300億円)、輸入額は同+6.8％増の2530億7100万USD(約27兆3300億円)。これにより、2019の貿易収支は111億1800万USD(約1兆2000億円)の黒字となり、黒字が続いている直近4年間で最高だった。



　2019の輸出額のうち、品目別で金額が最も大きかったのは、｢携帯電話・部品｣の513億7883万USD(約5兆5490億円)で、前年で+4.4％増加。続いて、◇コンピューター・電子製品・部品、◇衣料・織物、◇履物、◇機械・設備・部品、◇木材・木工品、◇水産物、◇車両・部品などとなっている。

　一方、輸入額が最も大きかった品目は、「コンピューター・電子製品・部品」の513億5327万USD(約5兆5470億円)で、前年比+19.1％増加。続いて、◇機械・設備・部品、◇携帯電話・部品、◇各種織物、◇鉄鋼、◇原料樹脂などの順だった。