主にアジアで不動産投資・開発を展開するクリードグループ(東京都新宿区)が運営する投資ファンドのクリード・インベストメントVN-1(Creed Investment VN-1)は、7日~10日の期間にアンザー不動産投資開発[AGG](An Gia Real Estate Investment And Development)株370万0684株を相対取引で売却し、保有比率を12.11%から7.18%に引き下げた。
売却総額は925億VND(約4億3000万円)超と推定されている。なお、13日のAGG終値は前日比+1.78%上昇の2万8600VND(約133円)だった。
クリードグループは保有するAGG株の一部を売却したが、AGGが今後手掛ける不動産案件への出資向けに総額1億USD(約107億円)の投資ファンドを設置する計画を明らかにした。
AGGの株主構成の中で、クリードグループの他の投資ファンドであるフージャースVN-1(Hoosiers VN-1)が株3.39%、AGGの取締役を務めるクリードの山口真一氏も株0.4%を保有している。