日本の製紙大手レンゴー株式会社(大阪市北区)のタイにおける合弁会社であるタイ・コンテナーズ・グループ(Thai Containers Group=TCG)は、東南部地方ドンナイ省の段ボール・紙器メーカーのビエンホア包装[SVI](Bien Hoa Packaging)株94.11%を、子会社のTCGソリューションズ(TGC Solutions)を通じて取得した。
これにより、SVIの株主構成はTCGソリューションズが94.11%、その他一般株主が5.89%となった。SVIは、ホーチミン市近郊に段ボール工場を2拠点、紙器工場を1拠点有する有力メーカー。
レンゴーグループはベトナムにおいて、TCGを通じて2010年2月に段ボールメーカーのニューアジア・インダストリー(New Asia Industries)を買収。以降、拠点の拡充を続けており、今般の株式取得により段ボール工場6拠点、紙器工場2拠点の体制となる。