国家証券委員会(SSC)はこのほど、ホーチミン証券取引所(HSX)、ハノイ証券取引所(HNX)、ベトナム証券保管センター(VSD)に対して、HSXの株式売買システムの負荷軽減策に関する公文書を送付した。
公文書によると、4月8日以降にHSXへの新規上場または鞍替え上場する企業はHNXで一時取引することになる。
HSXが処理能力を向上させた新株式売買システムの導入後に、これらの企業はHSXで取引ができる。
HSXは年内に、新型コロナの影響により韓国から専門家が入国できないため遅れている新株式売買システムの導入を加速させる。
導入までの一時的な解決策として、HSXはベトナムIT最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)と協力し、HNXの注文処理システムをHSXに導入する。これにより、HSXの注文処理能力を1営業日当たり90万件から300万~500万件に増やす見込み。