インドネシア法務人権省知的財産権総局のデータベースによると、地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンファスト(VinFast)は、自社ブランドの自動車3車種について意匠登録を行った。これは、東南アジアの潜在的な自動車市場であるインドネシアを含む海外市場への進出計画の一環とみられる。
インドネシア大手ポータルサイト「detik.com」によると、意匠登録されたビンファストの3車種は、◇セダン「Lux A2.0」、◇スポーツ用多目的車(SUV)「Lux SA2.0」、◇電気自動車(EV)タイプSUV「VF e35」。
ただし、ビンファストはこの情報についてコメントを出していない。
なお、ビンファストは国内で9月中に「VF e35」を発売する予定。同社は米国とカナダ、フランス、ドイツ、オランダに5支店を既に開設し、2022年3月に「VF e35」と「VF e36」を全世界向けに発売する計画だ。