ビナキャピタル・ファンド・マネジメント(VinaCapital Fund Management=VCFM)は国家証券委員会(SSC)の認可のもと、「ビナキャピタル・リクイディティ・ボンド・ファンド(VinaCapital Liquidity Bond Fund=VLBF)」を設立した。
VLBFはオープンエンド型ファンド(ファンドの投資口について発行者が投資家の要求に応えていつでも1口あたりの純資産額で換金に応じることを保証した投資信託)。
VLBFは債券や譲渡性預金など短期金融市場(マネーマーケット)の商品に投資する。期待収益率(期待リターン)は年4.4%で、ベトナム国内の商業銀行が現在提示している期間3か月の預金金利を上回り、また普通預金金利(年1.0%未満)を大きく上回る。
VLBFはこの期待収益率で遊休資本を持つ投資家をターゲットとする。オープンエンド型ファンドであることから、定期預金と異なり投資家は損なく容易に換金できる点がメリットとして挙げられる。