畜産飼料、食品・飲料、鉱山採掘、金融事業を手掛ける持ち株会社マサングループ[MSN](Masan Group)傘下のウィンコマース貿易サービス(Wincommerce=WCM)は30日、ハノイ市にコンビニエンスストア「ウィンマート・プラス(WinMart+)」の最初のフランチャイズ店2店舗をオープンした。
「ウィンマート・プラス」の店舗網拡大計画について、MSNは2025年までに全国で直営1万店舗のほか、フランチャイズ2万店舗の計3万店舗を展開することを目標に掲げている。
フランチャイズ事業に参加できるのは、コンビニエンスストア事業に関心を持ち、出店スペースと資金の要件を満たす企業および個人。投資コストは10億~20億VND(約505万~1010万円)で、出店スペースは表通りに面する、またはマンションの1階にあり、幅6m以上、面積100m以上でなければならない。
WCMは2021年12月現在、全国63省・市中60省・市で約3000店舗のコンビニエンスストアを展開しており、最大規模の店舗網を誇る。店舗ではベトナム産商品を中心に取り扱い、国産商品の比率を常に90%以上とし、月に約3200万人以上の顧客に対応している。