再生可能エネルギー発電所の新規開発・運営管理を手掛ける株式会社レノバ(東京都中央区)とペトロベトナムグループ(Vietnam National Oil and Gas Group=PVN)傘下のペトロベトナム・テクニカル・サービス[PVS]は25日、洋上風力発電事業の協業に関する覚書(MOU)の調印を行った。
MOUは、ベトナムの東南部地方で計画されている洋上風力発電事業の評価、準備、海上調査、開発、建設、実施、操業及びメンテナンスに関して、今後レノバとPVSの両社が協力関係の下で事業化に向けた検討を進めていくことを規定したもの。
MOUの調印は、2021年5月に日本政府が表明した「アジア・エネルギー・トランジション・イニシアティブ(AETI)」の趣旨に沿う「アジアのエネルギートランジションに資する取り組み」として、日本政府主催のアジアグリーン成長パートナーシップ閣僚会合(AGGPM)官民フォーラム・スペシャルセレモニーの場で執り行われた。