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ビナミルク、ソンラ省でエコツーリズムを組み合わせた牧場・工場を着工

2022/05/31 04:31 JST更新

  国内最大手の乳業企業ビナミルク[VNM](Vinamilk)と傘下のモックチャウミルク[MCM](Moc Chau Milk)はこのほど、西北部地方ソンラ省でエコツーリズムを組み合わせた牧場および乳製品生産工場の複合施設を着工した。

  同案件の投資総額は3兆VND(約165億円)で、2024年に第1期が完成する見通し。

  エコツーリズムを組み合わせた牧場は面積150haで、投資総額は1兆VND(約55億円)。牧場施設のみの投資額は7000億VND(約38.5億円)で、4000頭の乳牛を飼育し、年間2000万Lの原乳を牛乳加工工場に供給する予定。一方のエコツーリズムリゾートは投資額3000億VND(約16.5億円)で、景観や草地を整備してソンラ省の芸術や文化、酪農活動などを紹介する。

  牛乳加工工場は面積26haで、投資額は2兆VND(約110億円)。1日当たりの生産量は第1期が500t、第2期が1000tとなる見通し。
　
　同案件が完成すれば、「モックチャウ(Moc Chau)」ブランドの乳製品を広く紹介できるほか、ソンラ省の牛乳業界の成長を後押しすることにも繋がると期待されている。

 

  
  

[VnExpress 16:30 28/05/2022]
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