国際通貨基金(IMF)はこのほど、2025年におけるベトナムの国内総生産(GDP)を5711億USD(約77兆円)と予想し、インドネシアとタイに次ぐ東南アジア諸国連合(ASEAN)の3番手になるとの見通しを示した。
IMFは2025年のGDPについて、インドネシアが1兆6289億 USD(約220兆円)、タイが6324億USD(約85兆円)に達すると予想。
ベトナムのGDPは、マレーシア(5562億USD=約75兆円)、フィリピン(5235億USD=約70兆円)、シンガポール(4968億USD=約67兆円)を超えると見込まれている。
IMFのアジア太平洋地域代表者は、◇ビジネス環境の改善、◇デジタル化の促進、◇労働者のスキル向上、◇中小企業の生産性向上に関するベトナムの努力を評価し、これらがベトナムの長期的な成長に寄与するとした。
なお、ベトナムの現在のGDPは、東南アジアで5位、世界では41位となっている。