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  ASEAN自動車連盟(AAF)が発表した2022年1～9月期の新車販売台数の統計によると、同期におけるASEAN主要7か国の新車販売台数は、前年同期比+33.0％増の250万台へと大幅に増加した。

  新車販売台数の統計は、◇インドネシア、◇タイ、◇マレーシア、◇ベトナム、◇フィリピン、◇シンガポール、◇ミャンマーの東南アジア主要国7か国のデータをまとめたもの。ベトナムに関するデータについては、ベトナム自動車工業会(VAMA)が発表したVAMA加盟企業とVAMA非加盟企業を合わせた新車販売台数(TCモーター＝TC Motorとビンファスト=VinFast含まず)の統計を使用している。

  250万台のうち、インドネシアとタイの2か国の新車販売台数がそれぞれ75万8216台と68万5979台となっており、引き続きASEAN市場をリードしている。

  ベトナムは前年同期比+56.9％増の29万6403台で、ASEAN域内4位。前年同期比の増加率では、ベトナムはマレーシアに次ぐ2位だった。TCモーターを含めると、ベトナムの同期の新車販売台数は35万2732台に上ると推定されている。なお、ビンファストは同期のデータを公表しなかった。

  一方、シンガポールを除く主要国6か国のデータをまとめた同期の生産台数の統計によると、タイがトップで140万台(前年同期比+17.9％増)、2位はインドネシアの100万台(同+34.1％増)、3位はマレーシアの50万8761台(同+67.4％増)。ベトナムの生産台数は+53.3％増の18万0127台で4位だった。