地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンファスト(VinFast)は12日、2020年に開始した中古車下取り事業「スマート・ソリューション(Smart Solution)」を停止した。
スマート・ソリューションは、ビンファストの中古車を買い取り、ビンファストの新車を販売するという買い替え向けのビジネスモデルで、2年間で数千人が同サービスを利用した。
しかし、ビンファストの中古車は市場で安定した価格で取引されているため、「中古車から新車への買い替え」にフォーカスした同事業を通じて中古車を売買する需要が低下したことから、事業の停止に至ったという。
今後は、ビンファストコミュニティのメンバーシップを通じて、電気自動車(EV)の新車購入者向けに新たな優待プログラムを提供する。