経済協力開発機構(OECD)は、このほど発表した2023年における東南アジア諸国、中国、インドの経済展望に関するレポートの中で、ベトナムの同年における国内総生産(GDP)成長率予想を東南アジア諸国で最も高い+6.4%とした。
これに、フィリピンの+5.7%、カンボジアの+5.4%が続く。このほか、タイが+3.8%、シンガポールが+2.2%、ミャンマーが+2.0%などとなっている。
また、OECDは同年の東南アジア諸国のGDP成長率が前年の+5.6%から+4.6%へと低下すると予想した。この背景には、世界経済の減速に伴い需要が低迷していることがある。