国内最大の乳業企業ビナミルク[VNM](Vinamilk)はこのほど、ニュートリション分野の海外大手6社との間で戦略的提携契約を締結した。
今回の提携に参加したのは、◇オランダの総合化学メーカーDSM社、◇デンマークのバイオテクノロジー企業クリスチャン・ハンセン(CHR Hansen)、◇ドイツのべネオ(Beneo)、◇イタリアのグノーシス(Gnosis)、◇スウェーデンの植物油大手AAK社、◇日本の兼松の6社で、いずれも栄養科学研究分野における世界トップクラスの企業として知られている。
6社はビナミルクと栄養分野に関する技術・ノウハウを共有するほか、ビナミルク製のベビー用粉ミルクへの技術応用でも協力する。
VNMは締結式で、同社のベビー用粉ミルクブランドの全てが、米国の非営利組織であるクリーンラベルプロジェクト(Clean Label Project=CLP)による「ピュアリティアワード(Purity Award) 」を受賞したと発表。これは食品の純度、安全性、品質を評価するもの。
なお、VNMはベビー用粉ミルクとして、◇オプティマムゴールド(Optimum Gold)、◇ヨコゴールド(YokoGold)、◇コロスゴールド(ColosGold)、◇ピディアケンジ(Pedia Kenji)、◇ディアラックグロープラス(Dielac Grow Plus)、◇ディアラックアルファ(Dielac Alpha)、◇ディアラックアルファゴールド(Dielac Alpha Gold)などのブランドを展開している。