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ビンG、ハイフォンのブーイエン島都市区案件を調整 手頃な物件に転換

2023/06/15 13:56 JST更新

 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)は、北部紅河デルタ地方ハイフォン市の郊外で建設が計画されている都市区案件「ブーイエン(Vu Yen)」のマスタープランの調整を発表した。

 調整後のマスタープランは、用地面積877haで、ハイアン区ドンハイ1街区とトゥイグエン郡トゥイチエウ村に属するブーイエン島(dao Vu Yen)と、ゴークエン区マイチャイ街区に跨る。当初のマスタープランでは用地面積872haだった。

 このうち、居住用面積が当初の108haから268haに増え、当初のマスタープランに含まれていなかった社会住宅(政府・地方自治体が建設・購入を支援する工場労働者などの低所得者や公務員向け住宅)が54ha加わった。これにより、住宅戸数は当初の1116戸から2万0245戸、人口は当初の4800人から6万1200人へと大幅に増加する。

 このほか、幼稚園9園、小学校6校、中学校6校、高校2校、小中高一貫校2校、伝統的市場、商業施設、娯楽施設、オフィス、診療所、病院、文化会館などを併設する。

 同都市区は、遊園地・住宅・エコパーク案件として2015年に着工した。立ち退き補償・土地収用は完了しているが、建設が完了したのはゴルフ場や導水管、送電線などのみとなっている。

 なお、マスタープランの調整に伴い、同案件の実施予定時期は2023年10~12月から2027年末までに変更された。投資総額は18兆7930億VND(約1120億円)の見込みで、自己資本、融資金、顧客からの前払い金で賄う。

 当初計画では面積が広く価格も高い物件を建設する予定だったが、こうした物件に対する購買力が低いことから、面積が比較的小さく価格も手頃な物件に切り替える形でマスタープランを調整した。

  
  

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