地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)は7日に開かれた「For a Green Future」と題した自社ブランド展示会の開幕式で、「グリーン未来基金」の設立を発表した。
同社のグエン・ベト・クアン副会長 兼 社長は、基金設立により、2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにするという政府目標の実現に貢献できるとの期待を示した。
さらに同社傘下企業らは、国家と人類のグリーンかつ持続可能な開発目標の達成に貢献していくことを誓った。具体的には、電気自動車(EV)メーカーのビンファスト(VinFast)は、販売したEV1台につき100万VND(約6100円)をグリーン未来基金に寄付する。
また、ビンファスト製のEV・電動バイクのレンタカー・タクシー会社であるグリーン・スマート・モビリティ(Green Smart Mobility=GSM)は、配車1件ごとに1000VND(約6.1円)を基金に寄付するとしている。