南中部沿岸地方ビントゥアン省人民委員会はこのほど、同省ハムタン郡ソンミー村(xa Son My, huyen Ham Tan)で建設が計画されている国内最大規模となる液化天然ガス(LNG)受入基地案件の投資方針を承認した。
同案件は、ペトロベトナムグループ(PVN)と天然ガス・液化石油ガス(LPG)供給の最大手企業ペトロベトナムガス[GAS](PV Gas)、米国の独立系発電事業者(IPP)大手AESの共同企業体が展開するもので、投資総額は13億3000万USD(約1850億円)。
同受入基地の年間受入能力は第1期が360万t、第2期が600万tに引き上げられる予定。完成すれば、近く省内で展開される第1ソンミー天然ガス発電所と第2ソンミー天然ガス発電所(総出力4500MW)にLNGを供給する。