地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電気自動車(EV)メーカーであるビンファスト(VinFast)は2日、米国の4つの州にあるディーラー5社との間で代理店契約を初めて締結したと発表した。
米国初のビンファスト代理店5社は、◇リース・ビンファスト(Leith VinFast、ノースカロライナ州ローリー)、◇スミス・ヘイブン・ビンファスト(Smith Haven VinFast、ニューヨーク州セントジェームス)、◇ビンファスト・ウィチタ(VinFast Wichita、カンザス州ウィチタ)、◇プリンシプル・ビンファスト・グレープバイン(Principle VinFast Grapevine、テキサス州グレープバイン)、◇ハイリー・ビンファスト(Hiley VinFast、テキサス州フォートワース)。
ディーラーは第1弾として「VF 8」の販売を開始し、続いて「VF 6」、「VF 7」、「VF 9」を販売する予定。
米国でビンファストブランドのEVを購入またはレンタルするすべての顧客には、10年間/12万5000milの車両保証、10年間・走行距離無制限のバッテリー保証を含む、正規のアフターセールスポリシーが適用される。
ビンファストはカリフォルニア州で13か所のショールーム・サービスセンターを運営している。代理店網の構築に努めており、近く米国での販売網を計125か所に増やす計画だ。
同社は2023年3月から直営店を通じて米国でのEV販売を開始し、9月末までの販売台数は2000台以上となっている。