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　地場総合インターネットメディア運営会社VNGコーポレーション[VNZ](VNG Corporation)は15日、シンガポールのデータセンター運営大手STテレメディア・グローバル・データセンターズ(STT GDC)との間で、データセンターの開設と運営に関する提携契約を締結した。

　これにより双方は、ホーチミン市7区のタントゥアン輸出加工区にある「第1 STT VNGホーチミンシティデータセンター(STT VNG Ho Chi Minh City 1、旧名：VNGデータセンター)」の運営を継続するほか、同輸出加工区内に「第2 STT VNGホーチミンシティデータセンター(STT VNG Ho Chi Minh City 2)を開設する。新たなデータセンターは出力60MWで、2026年1～6月期に開業する予定。

　今回の協力で、国際基準を満たしたデータセンターの開設・運営により、ベトナムのデジタル変革の促進に貢献することが期待されている。

　STT GDCは、世界で最も急速に成長しているデータセンターサービスプロバイダーの1つで、世界20か国・地域にまたがる95か所以上のデータセンターのネットワークを通じてグローバルコロケーションサービスを提供している。

　一方、VNGコーポレーションは2004年の設立で、ベトナム最大のモバイル無料通話・メッセージアプリ「ザロ(Zalo)」、決済アプリ「ザロペイ(ZaloPay)」、情報サイト「Zニュース(Znews)」、ミュージックアプリ「ジングMP3(Zing MP3)」、オンラインゲームサイトなどを展開している。