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ビール・酒類の特別消費税を100%に引き上げ、財政省提案

2024/06/14 21:56 JST更新

 財政省は、政府に提出した特別消費税法改正案の中で、ビール・アルコール類の特別消費税(SCT)をロードマップに基づき2030年までに100%へ引き上げることを提案している。

 ビールやアルコール度数20度以上の酒類の増税に向けたロードマップによると、2026年に特別消費税を80%へと引き上げ、2027年以降は年+5%ずつ引き上げて、2030年には100%とする。

 アルコール度数20度未満の酒類については、2026年に50%へと引き上げ、2027年以降は年+5%ずつ引き上げて、2030年までに70%とする。

 現行規定では、ビールに対する特別消費税率は65%、酒類はアルコール度数によって35~65%となっている。

 このほか、タバコや清涼飲料水も特別消費税増税の対象となる。同省はタバコやビール・アルコール類、糖分の多い清涼飲料水など、健康に害を及ぼす恐れのある製品の輸入・製造・消費などを抑制し、国民の健康を守るべく、特別消費税を増税する必要があるとしている。

 なお、特別消費税法改正案は2025年5月に開かれる国会に提出される予定。

  
  

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