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ベトナム株を買うために ~ベトナム株Q&A~
ここでは、初心者のためのベトナム株の基礎知識をQ&A形式でまとめてみました。
ここに記載されている以外の内容もお問合せにて質問を受け付けております。
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ベトナム株の取引の概要を教えてください。

主な概要は下表のとおりです。

市場ホーチミン証券取引所ハノイ証券取引所
取引通貨 ベトナムドン (VND)
株価指数 ベトナムVN指数
(VN-index)
ハノイ証券取引所株価指数
(HNX-index)
株式額面 1万ベトナムドン 1万ベトナムドン
取引単位 10株単位(相対取引は1株単位) 100株単位( 相対取引は1株単位 )
呼び値
(株価の最低変動単位)

株価49,900ドン以下:100ドン刻み
株価50,000~99,500ドン:500ドン刻み
株価100,000ドン以上:1,000ドン刻み

100ドン刻み
取引が行われる日                月曜日~金曜日(現地の祝祭日を除く)
取引時間
T1→午前8時30分~9時
(日本時間:午前10時30分~11時)
板寄方式
T2→午前9時~10時15分
( 日本時間:午前11時~午後12時15分 )
ザラ場方式
T3→午前10時15分~10時30分
( 日本時間:午後12時15分~12時30分 )
板寄方式
T4→午前10時30分~11時
( 日本時間:午後12時30分~午後1時 )
相対取引
午前8時30分~11時
(日本時間:
午前10時30分~午後1時)
値幅制限 前日の終値±5%   前日の平均値±7%
受渡日 約定日の3営業日後(T+3)。
( ただし、決済時間が受渡日の午後となるため、実際に約定した株式に
ついて転売等可能となるのは、受渡日の翌営業日以降となる)
注文方法
T1(板寄方式): 指値・成行
( 成行注文は指値より優先される。た
だし、T1で約定できなければ、その後
は取り消される。指値注文で一旦シス
テムに入力され、約定できなかった場
合(または一部約定した場合)、その注
文は取り消されることなく、待機状態と
なる )
T2 (ザラ場方式):指値
( 一旦システムに入力され、約定でき
なかった場合(または一部約定した場
合)、その注文は取り消されることなく
待機状態となる。)
T3 (板寄方式):指値・成行
( 成行注文は指値注文より優先される )
指値
取引方法 板寄方式:19,990株以下の取引のみ
ザラ場方式:19,990株以下の取引のみ
相対取引:20,000株以上の取引
ザラ場方式:4,900株以下の取
引のみ
相対取引:5,000株以上の取引
ベトナム株を取引するにはどうしたらいいですか
ベトナム株を取り扱っている日本の証券会社で口座開設して取引するか、ベトナム現地の証券会社で口座開設をすることによって取引ができます。日本の証券会社の場合は有償増資の払い込みが出来ないという不利な点がある一方、日本国内で取引が行えるという利便性があります。ベトナム現地の証券会社の場合は手数料が比較的安価で、有償増資の払込みも出来ますが、口座開設に手間がかかることと、言語の問題(日本語を話すスタッフのいる証券会社もあります)や問い合わせの際の手間の問題など、利便性に劣ります。口座開設は本来ですと現地に一度行くことが原則ですが、ベトナムの証券会社から日本に口座開設書類を郵送してもらい、必要事項を記入して必要な書類を添えて返送するという方法もあります。
ベトナム現地証券会社を利用する場合、口座維持手数料について教えてください
口座維持手数料は各証券会社が個別に設定しております。詳しくは直接証券会社にお問い合わせください。
ネット取引はできますか
ID、暗証番号を使ったネット取引を提供している証券会社はあります。ただし日本株のようにリアルタイムトレードができるわけではありません。あくまでインターネットから注文が出来るという意味です。しかし、現在、証券取引システムの電子化が進められており、2009年1月12日から一部の証券会社でホーチミン証券取引所と正式にオンライン取引が開始されています。サービス内容の詳細については、各証券会社に直接お問い合わせください。
ベトナム現地証券会社を利用する場合、投資資金の海外送金の方法を教えてください
ベトナムの証券会社に証券取引口座開設と同時に、証券決済口座として証券会社指定の銀行に口座を開設します。その銀行口座に海外送金を行うことになります。
ベトナム現地証券会社を利用する場合、投資資金の海外送金先は、ベトナムの銀行の自分名義口座ですか、それとも証券会社口座ですか。送金時の通貨はどうなりますか
日本から投資資金をベトナムに送金するときは、本人名義の証券決済口座に送金します。証券会社によってはその後、証券会社の指定する証券会社名義の銀行口座へ振込が必要な場合があります。なお、送金は日本円やドルなど主要通貨であれば、着金日当日レートでベトナムドンに換算後、入金されます。
ベトナム株を日本円で買えますか
取引はベトナムドンのみとなります。日本から日本円や米ドルで証券決済口座 (ベトナムドン) へ送金する事により、ベトナムドンへ為替交換され入金されます。
1取引日内の短期売買はできるのでしょうか
同一取引日内の同一銘柄の買いと売りはできません。最短で、受渡日以降の転売が可能です
(ただし、決済時間が受渡日の午後となるため、実際に約定した株式について転売等可能となるのは、受渡日の翌営業日となります)。
ベトナム現地証券会社を利用する場合、どのような注文方法になりますか
注文方法は証券会社の窓口で注文書に記入する方法、ファックス、電子メール、オンライン取引(一部の証券会社のみ)が可能です。電話による注文は、外国人投資家の場合には「面識のある、信用できるお客さんのみ」という扱いをしている証券会社もあるようです。
1回の注文は何日後まで有効ですか
証券会社によりますので、詳しくは各証券会社におたずねください。
ベトナム国内の証券税制はどうなっていますか
2010年1月以降、株式を譲渡する場合、証券譲渡益に対する個人所得税を納税することになりました。納税方法は以下のとおりです。
①キャピタルゲイン課税・譲渡額の0.1%
または
②取得価格と譲渡価格の差額の20%相当)

②を選択した場合でも毎回の譲渡に際して、譲渡額の0.1%が一時的に控除されます。
株券は海外に持ち出せますか
理論的には持ち出せます。しかし、手続きが煩雑(少なくとも約3ヶ月を要する)で現実的ではありません。
ベトナム現地証券会社を利用する場合、証券口座はいくつまで開設できるのですか
現在のところ外国人投資家は、1人1口座までです。これは、外国人投資家の「証券取引コード」が証券保管振替センターにより管理されており、1個人に対して1つだけしか割り当てられていないからです。
なお、いったん口座開設した証券会社の変更(移管)は可能です。手続きの詳細・費用については証券会社に直接お問い合わせください。
ベトナム現地証券会社を利用する場合、株式売却後、資金を日本へ送金する方法は簡単でしょうか、また現地で引出はできますか
送金はいつでも可能です。手続き方法は送金指示書(および、これにかかる書類)を証券決済銀行に提出するのみです。投資資金のベトナム現地での引き出しできません。投資資金はベトナム国外へ海外送金することにより受取りとなります。送金指示書の請求及び送金手続方法については各証券会社へおたずねください。
外国人の保有制限について教えてください
上場株の場合、基本的に49%が外国人の保有制限となります。ただし、銀行など国家に関する重要な一定業種については30%までとなっています。保有制限が上限まで達した場合は他の外国人が売却しない限り購入できなくなります。また、OTC銘柄についても、30%が上限となります。
外国人保有率については、「ベトナム株情報」のこちらのページをご参照下さい。。

ホーチミン証券取引所 http://viet-kabu.com/stock/index.php?type=hcm
ハノイ証券取引所   http://viet-kabu.com/stock/index.php?type=hn

ベトナム現地証券会社を利用する場合、有償増資の申し込み方はどのようにすればよいでしょうか
メール、ファックスなどで申込できます。手続方法は証券会社によって異なりますので詳しくは各証券会社へおたずねください。
配当などの権利落ち日を知る方法はありますか
権利落ち日等は、ベトナム株情報内の株カレンダーhttp://viet-kabu.com/calendar
でご覧いただけます。ただし、最新の情報を掲載しておりますが、必ずしも全ての情報ではない可能性があります。
配当利回りについて教えてください
ベトナム特有のルールとして、配当利回りを額面に対するパーセンテージとして表示することがあります。たとえばはある企業の●●年の配当計画は20%という表記が合った場合、上場株株式の額面は1万ベトナムドンですから、1万ベトナムドンの20%にあたる2,000ベトナムドンの配当を計画しているという意味となります。
企業の決算日は
ベトナムの企業は法律により、12月31日に決算日が統一されています。上場・非上場を問わず、全て年末となります。
購入した株式の保管方法には、どのようになっていますか
証券保管振替機構が導入されています。株式はいわゆる「ほふり」に預けられ、分別管理されますので証券会社が倒産しても原則保護されます。
信用取引はできるのですか
基本的には信用取引はできません。なお、証券会社は貸株も行っておりません。現物の売買だけに限定されています。
株価はどこで確認出ますか
「ベトナム株情報」の下記のページで株価情報を提供しております。前日終値・取引値の表示は千ドン単位です。33,500ベトナムドンの場合、「33.5」と表示されます。
  • ホーチミン証券取引所 http://viet-kabu.com/stock/index.php?type=hcm
  • ハノイ証券取引所   http://viet-kabu.com/stock/index.php?type=hn
  • OTC(未公開株)について教えてください
    ベトナム株には上場株以外に、いわゆるOTCと言われる未上場銘柄があります。ただし、現在のところ、システム化されていません。そのため、取引できる銘柄数も不特定多数ですし
    (正確な数字は発表されておりませんが、数千銘柄あります)、相対取引のみとなります。たとえば、購入を希望する場合、証券会社に依頼するなどして売却希望者を探してもらう必要があります。ただ、流動性の低さや、それぞれの証券会社が紹介できる銘柄の種類にも限りがあるため、必ずしも売買が成立するとは限りません。証券決済口座があれば、基本的にはどこの証券会社でも依頼は可能です。詳しくは各証券会社まで直接お問い合わせください。
    なお、ハノイ証券取引所でOTC取引のシステム化を準備中ですが、現在のところ開始時期は未定です。
    IPOについて教えてください
    日本ではIPOとは株式公開と訳され、誰でも取引可能な取引市場である株式市場で取引できるようになることを意味します。しかしベトナムでは国営企業や100%外国資本の有限会社が株式会社化する際に不特定多数の投資家から資金を調達するために株式を売り出すことをIPOと呼んでいます。確かにIPOしたあとはOTC銘柄として誰でも取引可能になるわけですが、実際に数千社あるOTC銘柄の中で頻繁に取引されているのはせいぜい100社程度です。したがってIPO=オープンな市場で取引できるようになるということにはなりません。また、ベトナムのIPOは入札競売 (オークション)方式で行われます。最低入札額は決まっていますが、オークションですから高値で入札した人が優先的に、入札した額で買えることになります。したがって、誰も入札しないような高値で入札すれば必ず落札できますが、高値で落札してしまうと、もちろん損する可能性が大きくなりますので、IPOに参加するには事前の情報収集が不可欠です。
    IPOに参加できますか
    証券決済口座があれば、基本的にはどこの証券会社でも依頼は可能です。オークション参加申込は証券会社がIPOサービスを外国人投資家に提供しているかによりますので詳しくは各証券会社まで直接お問い合わせください。