ベトナムの情報技術(IT)最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)は5日、FPTスマートクラウドジャパン(FPT Smart Cloud Japan)の設立を発表した。
FPTスマートクラウドジャパンは東京に本社を置き、日本とアジア市場向けに人工知能(AI)やクラウドソリューションを提供する。
IDCのレポートによると、2024年における日本のAI市場規模は前年比+31.2%増の59億USD(約8900億円)に達すると予想されており、FPTスマートクラウドジャパンにとっても今後の開発余地は大きいと見られる。
今回の新会社設立は、FPTが11月に日本で立ち上げた「FPT AIファクトリー(FPT AI Factory)」に続く重要な一歩。FPTは主権型AIの開発に注力し、「AI先進国」を目指す日本に貢献したいと考えている。