バイク市場調査会社のモーターサイクルズデータ(Motorcycles Data)によると、2023年における東南アジア8か国のバイク販売台数は前年比+3.6%増の1470万台となり、世界全体の25%を占めた。
同年の国別販売台数では、ベトナムが同▲16.21%減の251万6212台で、首位インドネシアに次ぐ2位だった。以下、フィリピンが同▲0.5%減で3位、タイが同+4.4%増で4位となった。
この他の国では、マレーシアが同▲4.0%、ミャンマーが同▲1.1%、それぞれ販売台数が減少した一方で、シンガポールが同+2.5%、カンボジアが同+2.3%増加した。
同調査会社によると、国民1人当たりの国内総生産(GDP)や海外直接投資(FDI)が増加傾向にあるベトナムやインドネシア、フィリピンなどの急成長経済国が、東南アジアのバイク市場成長を促す原動力となっている。