携帯電話小売・家電小売最大手でミニスーパーを拡大中のテーゾイジードン投資[MWG](Mobile World Investment Corporation)は5月初めから、ホーチミン市内のトゥードゥック市にある家電販売店チェーン「ディエンマイサイン(Dien may XANH、グリーン家電)」2店舗内で自転車の販売を試験的に展開している。
ここまでの結果、各店舗1日あたりの平均販売台数は15台。この他、ウォーターボトル、ヘルメット、盗難防止ロックなどの付属品・アクセサリーも購入されているという。
同社が試験販売している自転車ブランドは、◇ジャイアント(Giant)、◇フォーニクス(Fornix)、◇ロイヤルベイビー(RoyalBaby)。今後は◇トンニャット(Thong Nhat)、◇マーティン107(Martin 107)、◇アサマ(Asama)などのブランドも取り扱う計画。
現在取り扱っている自転車の1台当たりの販売価格は、200万~1200万VND(約9500~5万7000円)。今後は1000万~2000万VND(約4万7000~9万5000円)の電動自転車も販売する方針。
同社はホーチミン市のほかに、東南部地方のドンナイ省、ビンズオン省、バリア・ブンタウ省ブンタウ市など計10店舗での自転車販売を予定している。