商工省によると、2025年におけるベトナムの電力供給量(発電量と輸入量)は前年比+12.2%増の3475億kWhに増加すると予想される。
国内の総発電容量(屋根置き太陽光発電を除く)は同+6.2%増の8万2097MWに拡大するものと見込まれる。
同省は、乾季の降雨量不足による水力発電量の減少や、猛暑による電力需要増などの場合に備えて、供給確保の対策に予め取り組む構えを示した。
なお、2024年の電力供給量は前年比+10.1%増の3097億kWhに増加し、同年の電力供給計画を2.0%上回ったと推定される。電力供給量が確保され、社会経済の発展や国民生活のニーズにも十分対応できたとみられる。