ベトナムバイクメーカー協会(VAMM)の発表によると、2024年1~3月期におけるVAMM加盟5社のバイク販売台数は前期比▲11.5%減、前年同期比▲4.9%減の60万3745台だった。
VAMMの加盟5社は、◇ホンダベトナム、◇ピアジオ・ベトナム(Piaggio Vietnam)、◇ベトナムスズキ(Vietnam Suzuki)、◇三陽工業(SYM)ベトナム、◇ヤマハモーターベトナム(YMVN)。VAMMのデータは輸出台数を含まない国内市場での販売台数となる。VAMMは5社それぞれの販売台数を公表していない。
過去4年間の販売台数は、2019年が325万4964台、2020年が271万2615台、2021年が249万2372台、2022年が300万3160台、2023年が251万6212台だった。
専門家によると、バイク市場の衰退は主に従来のガソリンバイクの販売台数が減少していることによるもので、大型バイクや高級バイクなどのニッチな製品については目覚ましい成長を遂げているという。
また、商工省によると、ベトナムにおける電動バイクの販売台数は年間約+30~35%増加している。2023年末時点で全国では約7500万台のバイクが登録されており、このうち約3%に相当する230万台が電動バイクとなっている。